「BONTOU Lantern」よりシェード新柄発表

# お知らせ

「BONTOU Lantern」よりシェード新柄発表

株式会社若林佛具製作所は、盆提灯「BONTOU Lantern(ぼんとうらんたん)」のシェード新柄を発表。第一弾として、テキスタイルデザイナー・鈴木マサル氏、アートディレクター・内田喜基氏が手がけるモダンなデザインと、従来の盆提灯に使われてきた伝統的な花柄の計6種を2023年6月13日(火)より京都本店及びお仏壇・仏具のオンラインショップ「なごみ工房」各店で販売を開始いたします。

これまで盆提灯は、“初盆には無地の白提灯、翌年からは花柄”と買い替えることが一般的でした。使い捨てではなく良いものを長く使って欲しいという想いから、BONTOU Lanternは張りのある紙をリングで留めたシンプルな構造の盆提灯として昨年販売を開始。本年発売するデザインされた紙を入れ替えることで、ひとつの盆提灯を白提灯に、花柄に、と簡単にスタイルを変えることが可能になりました。

住環境の変化により、お仏壇をリビング等日常の生活空間に設置するご家庭も増加しています。日常を過ごす場所だからこそ、空間に馴染むデザインであって欲しいと考え、2名のクリエーターが花鳥風月を感じるモチーフをグラフィカルに表現。お盆シーズン以外にもライトとしてもお使いいただけます。また従来の盆提灯にも使われる「花柄」を用いたシェードは、伝統的な様式の飾り方にも合わせやすいデザインに仕上げました。

「お盆」は、希薄化する家族・親族との繋がりを再認識する大切な行事。暮らしに合わせた多様な製品を通じて、お盆の意味に触れるきっかけを作り、身近に感じていただくことで、「お盆」の文化を次の世代に伝えていけたらと考えております。


<商品概要>

商品名:BONTOU Lantern(ぼんとうらんたん)シェード
販売価格:3,300円(税込)
サイズ:W 240×H275(mm)
柄:全6種 
素材:強化和紙
※シェード単体での販売です。別売りの本体をご購入ください。

<販売店>

○京都本店
住所:京都府京都市下京区七条通新町東入
電話:075-371-3131(代)
https://www.wakabayashi.co.jp/shop/

○オンラインショップ「なごみ工房」各店
若林佛具製作所が新たにプロデュースするお仏壇・お仏具の専門サイトです。
https://nagomi.wakabayashi.co.jp/lp/ikoi/


welcoming
お盆に帰ってくるご先祖さまの乗り物として作られる精霊馬。思いやりの心に満ちた、愛らしい馬と牛がモチーフになっています。

garland
場を彩るお供えのひとつとして、盆提灯には様々なお花が描かれています。お盆以外の日常も華やかに照らすため、現代の暮らしに映える花柄としてデザインされました。

鈴木マサル(テキスタイルデザイナー/東京造形大学造形学部デザイン学科 教授)
2004年からファブリックブランドOTTAIPNUを主催。
色鮮やかなプリントファブリックを中心に生地本来が持つ魅力にあふれたコレクションを展開。自身のブランド以外にも、マリメッコ、カンペール、ユニクロなど、国内外の様々なブランドからテキスタイルプロダクトを発表。テキスタイル以外にも家具や建築空間、グラフィックなど様々なシーンに向け、パターンデザインや自身のテキスタイルを軸にしたデザインを展開しています。


Precious Flower
生命の輝きを放ちながら美しく咲く花の姿。命の尊さを象徴し、幸せで彩り豊かな記憶や思い出とともに、大切な人を華やかにお迎えするためのデザインです。

Humming Bird
幸せを呼ぶ鳥のデザイン。「優しいさえずりで大切な人を招き、心穏やかに過ごしてほしい」という願いが込められています。

内田喜基(クリエイティブディレクター / アートディレクター)

2004年cosmos設立。主な仕事に「不二家 ネクター」「花王ケープ」「カルビーポテリッチ」などの商品デザイン、 「菓子舗井村屋」ブランディング、西伊豆 道の駅「はんばた市場」、砥部焼「ヨシュアブルー」など多種多様なブランディングや コンサルティング、PARIS DESIGN WEEKにてYohji Yamamotoパリ支店でのインスタレーションなど多岐にわたる。  著書に「グラフィックデザイナーだからできるブランディング」(誠文堂新光社)
主な受賞歴:Graphis Branding7 最高賞、D&AD 銀賞 / 銅賞、Pentawards 銀賞 / 銅賞、OneShowDesign 銅賞、  Red dot design award、グッドデザイン賞、日本パッケージデザイン大賞 銀賞 / 銅賞など。


Ohara
8月のお盆は立秋を迎えていることから、盆提灯に多く描かれてきた涼しげな秋の草花。桔梗(ききょう)と萩(はぎ)を配した「大原柄」は現代のインテリアにもよく馴染みます。

Fuyo
牡丹や芍薬などと並んで美しい花の象徴とされる「芙蓉(ふよう)」。清廉で華やかな白芙蓉に可憐な小菊があしらわれた、秋の美を描いた伝統柄です。