hito/toki

Senko and Reed diffuser

香りを灯そう

あなたが誰かを想うとき、
それは自分自身と向き合うための
とても親密な時間

マッチを擦り、火をつける
ほのかな硝煙の匂いと共に
かぐわしい香りが広がる

続けてきた一連の所作が
気持ちを切り替えるスイッチのように
私の中にある秘密の扉を開けていく

一人なのに温かく
少しの寂しさと多くの優しさが
思い出とイマを織りなしていく

香りという見えない結界が
時間と空間を包み込み
私はわたしに溶け込んでいく

さあ、香りを灯そう

フレグランス「hito/toki」─ 祈りの時間を想うことで生まれた香り

祈りの時間を想うことで
生まれた香り

なぜ仏壇屋さんがお線香とフレグランスを作ったのか?

それは私たちが常に“祈る人”と一番向き合う仕事をしてきたからです。ご家庭でお仏壇に向かうとき、その人にとって大切な縁を感じる方を思い浮かべて問いかけます。日々の出来事や家族や友達、自分の仕事や悩み事… それはとても親密で穏やかな時間だと思います。祈りの時間とともにあるお線香の香り。その香りは人と時間を包み込み、心の扉を開いてくれます。

そんな祈りの時間は、一日の中で最もゆったりとした時間とも云えます。慌ただしい日々の暮らしの中で、ほんのひととき、心穏やかな時間を過ごしてほしい。香りを通じて人(ひと)と時(とき)を豊かに彩る生活を過ごしてほしいという願いから、「hito/toki」は生まれました。

フレグランス「hito/toki」─ いつも通りのお線香と今までにないディフューザー

いつも通りのお線香と
今までにないディフューザー

心穏やかな時間を過ごして欲しいという思いからお線香の開発を進めたいと考えたとき、私たちはお線香自体の存在を深く見つめ直しました。それは香りだけでなく、火を灯し、香炉に立て、香りを捧げるという一連の動作とともにあるものだと気付きました。

それはまるでスポーツ選手のルーティンのように、身体に沁みついたひとつの“所作”。その所作を通して自然に心と身体が祈りの姿勢に入っていきます。祈りの姿勢とは、自分自身と向き合い、頭の中をリセットするスイッチのようなものではないでしょうか。その所作を生かすことで、昔ながらのお線香と全く新しいディフューザーが生まれました。

心解き放たれる1日の中のかけがえのない時間だからこそ、その時間を彩る香りは本物であってほしいから、ひとつひとつの香料や素材にもこだわり、使用するすべての道具も手作りのモノを揃え、暮らしを豊かにしてくれるお線香とディフューザーを作り上げました。

フレグランス「hito/toki」─ 使う人の立場に立ってリデザインされた香り

使う人の立場に立って
リデザインされた香り

誰にでも気軽に、そして当たり前に、香りの時間をもっと自由に感じてほしいと思いました。そのために「hito/toki」は使い方からリデザインされています。

現代の生活では火を使えない環境や使いたくない室内も多くあります。小さなお子様のいるご家庭では火を使う事にも気を遣うでしょう。ご年配の方でも安心してお使いいただけるディフューザータイプのお線香であれば、ご本人だけでなく、離れて暮らすご家族のお気持ちも穏やかでいていただけると思います。

私たちはいつでも、どんな場所でも、香りとともにあることが、使う方の暮らしを少し豊かにしてくれると信じています。祈りの時間やそこに在る心穏やかな体験は、手を合わせる時だけでなく心を落ち着かせたい時や考え事から解放されて安心したい時、眠る前や集中したい時にもお使いいただけると思います。

香りとともに過ごす時間やその行為は、日本人がずっと昔から続けてきた文化だからこそ、現代の生活の中でも自由に、そしてしっかりと残していきたいと考えています。

フレグランス「hito/toki」─ 東京香堂

東京香堂

TOKYO KODO Tokyo-Grasse.

東京香堂Tokyo-Grasseは、日本と西洋の伝統技術を融合させたインテリア・アロマ・インセンスブランドです。2014年に南仏グラースにて調香を学んだ線香専門店の三代目が立ち上げ、利根川が流れる自然豊かな群馬県にアトリエを構え、ハンドメイドで製作しています。香りを見えないアートと捉え、香水を纏うように、空間を「香りの美」で満たすような芸術性の高い製品作りを目指しています。

フレグランス「hito/toki」─ 七代渋草柳造

七代渋草柳造

Shibukusa Ryuzo Pottry Inc.

天保12年(1841年)、当時天領だった飛騨国の郡代によって半官半民の窯として開窯。美術品から日用品、他業種の職人さんを取りまとめる親方業に至るまで活動は多岐にわたり、「アートピース」「プロダクト」「ディレクション」の3本の柱としてその体質は現当主、七代渋草柳造に受け継がれています。「伝承は衰退、伝統は革新の連続」という家訓のもと、伝統の技術と素材、精神性と現代の感覚を融合させ、国内外で幅広く制作活動をしています。

フレグランス「hito/toki」─ YASURAGI〈やすらぎ〉

YASURAGI 〈やすらぎ〉

YASURAGI

祈りの時間と向き合う香り

白檀・安息香・ジンジャー・ティーツリー・ナツメグなどを原料に、どこかに懐かしさを感じる温かみのある香りです。ほのかな甘みと柔らかさを感じる香りは名前の通り安らぎを感じる時間を提供してくれます。

  • フレグランス「hito/toki」─ YASURAGI〈やすらぎ〉─ ディフューザー

    ディフューザー 〈Diffuser〉

    内容量:10ml 内容物:ルームフレグランス(香料・溶剤)、リードスティック、香立て

  • フレグランス「hito/toki」─ YASURAGI〈やすらぎ〉─ お線香

    お線香 〈Senko〉

    内容量:30本 内容物:お線香(香料・タブ)、香立て

フレグランス「hito/toki」─ SESERAGI〈せせらぎ〉

SESERAGI 〈せせらぎ〉

SESERAGI

心地よい安らぎに出会う香り

ローズウッドやオークモス、柑橘やカシスの香りとカロンと言われる海やオゾンの風味をもつ香料などを調合。涼しげで爽やか な空気の中に弾ける水の粒のような清涼感を併せ持つ香りです。

  • フレグランス「hito/toki」─ SESERAGI〈せせらぎ〉─ ディフューザー

    ディフューザー 〈Diffuser〉

    内容量:10ml 内容物:ルームフレグランス(香料・溶剤)、リードスティック、香立て

  • フレグランス「hito/toki」─ SESERAGI〈せせらぎ〉─ お線香

    お線香 〈Senko〉

    内容量:30本 内容物:お線香(香料・タブ)、香立て

フレグランス「hito/toki」─ KOMOREBI〈こもれび〉

KOMOREBI 〈こもれび〉

KOMOREBI

心と身体が包み込まれる香り

シダーウッド、パチュリ、ペパーミントなどを調合した香り。木々を揺らす穏やかな 風、まるで森林浴をしている時のように温もりのある落ち着いた空気と苔むしたような湿度を感じる香りです。

  • フレグランス「hito/toki」─ KOMOREBI〈こもれび〉─ ディフューザー

    ディフューザー 〈Diffuser〉

    内容量:10ml 内容物:ルームフレグランス(香料・溶剤)、リードスティック、香立て

  • フレグランス「hito/toki」─ KOMOREBI〈こもれび〉─ お線香

    お線香 〈Senko〉

    内容量:30本 内容物:お線香(香料・タブ)、香立て

ディフューザーの使い方

How to use

  • 「hito/toki」フレグランスの使い方①

    リードスティックをボトルに差し込みフレグランスに浸してください。

    ※フレグランスの残量が少ない場合は、スティックを長めに浸していただくとスティックに吸収されますので、最後までお使いいただけます。

  • 「hito/toki」フレグランスの使い方②

    リードスティックを付属の香立てに立ててご使用ください。