製作協力

Production Cooperation

Collaboration

工芸職人の可能性を広げる
クリエイターやメーカーとの取り組み

若林佛具製作所は、1830年の創業以来ひたすらに寺院用仏具と家庭用仏壇を作り続けてきたメーカーです。
その歴史を支えてきたのは常に卓越した技術を持つ伝統工芸の職人たちでした。

時代は移り変わり、消費社会になり、伝統工芸の職人たちの技術を生かすフィールドは徐々に狭くなっています。
その中で、私たちは今まで触れ合ってこなかった各種クリエイターやさまざまなメーカーと協業することで職人とその工芸技術を再興させていきたいと願っています。

脈々と受け継がれてきた技術を次の時代に伝えていくために、その技術を使っていただける機会を増やしていくために、若林佛具製作所では皆さんとの協業を進めていきます。

株式会社ササキ工芸|Sasaki Kogei Co., Ltd.

株式会社ササキ工芸

Sasaki Kogei Co., Ltd.

プロフィール
SASAKIのモノづくりはクラフトマンシップと機械加工の双方の特性を生かし、一点物に近い造形とロット生産可能な精度を両立させることが真骨頂です。そこには働くメンバーたちの創意工夫が詰め込まれています。だから私たちはクラフトマンでもあり、同時にオペレーターでもあります。製品のひとつひとつに形状のデザイン性とユーザーの機能性を兼ね備え、さらに工程に紐づく効率化とコスト管理まで含めた検討が繰り返し行われます。弛まぬ試行錯誤が常に新しい技術と加工を生み出し、SASAKIらしい製品と職人を育てていきます。モノとともに育つメーカー、それがSASAKIです。
リンク
SASAKI
pirkamonrayke

pirkamonrayke

  • pirkamonrayke
  • pirkamonrayke

pirkamonrayke(ピリカモンライケ)は、ササキ工芸と日本有数の産地が協力し、日本のモノづくりの新たな可能性を提案するプロジェクトブランドです。手を取り合い、技術や素材を持ち合い、ひとつの目的に向かって切磋琢磨する。私たちは一人ではなく、つながりの中から何かを生み出していきます。助け合うのではなく、高め合う。自らを誇れる成果を残し、互いに認め合う事の大切さを学ぶ。協業と競業、協働と共同、人と人、素材と素材、地域と地域。この出会いは今までにない驚きと価値を創出します。日本各地に在る魅力的な産地や職人が手を結ぶ時、固定観念や隔たりは取り払われ、新たな世界への扉が開かれます。「ピリカモンライケ=良い仕事をする」 私たちはひとつの真理で繋がり、共にこれまでを超えていきます。

Year
2021
Technique
# 漆、# 箔押、# 蒔絵、# 彫金、# 截金、# 金属着色
名和晃平|Kohei Nawa

名和晃平

Kohei Nawa

業種
彫刻家/Sandwich Inc.主宰/京都芸術大学教授
プロフィール
1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。博士第一号を取得。2009年「Sandwich」を創設。名和は、感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。2018年にフランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品“Throne” を特別展示。
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KOHEI NAWA
Sandwich Inc.

Trans-Sacred Deer (g/p_cloud_agyo)

  • Trans-Sacred Deer (g/p_cloud_agyo)
  • Trans-Sacred Deer (g/p_cloud_agyo)

神鹿が雲に乗って春日の地に飛来する形は奈良の美術史のなかでも象徴的であるが、これは春日大社本殿第一殿の祭神である武甕槌命 (たけみかづちのみこと) が鹿に乗って鹿島から春日に影向したさまを表現している。「Trans-Sacred Deer (g/p_cloud_agyo)」は、鎌倉 - 南北朝時代に製作されたとされる“春日神鹿舎利厨子”の神鹿をモチーフに、3Dシステム上でデータを製作し、木彫、漆塗り、箔押しなどの伝統的な技法によって作られた。神鹿自身も雲のような形状となり、背の鞍の上には蓮華座に乗る火焔宝珠を奉安している。まるで神使が呼び寄せられたかのように、永い時を超えて現世に姿を現す。

Year
2020
Size
W1350 × D435 × H1320
Material
赤松・ガラス・ガラスビーズ・金箔・プラチナ箔・漆
Technique
# 仏師# 塗師# 箔押師
Location
個人蔵
Photo
Nobutada OMOTE | Sandwich

Trans-Sacred Deer (g/p_cloud)

  • Trans-Sacred Deer (g/p_cloud)
  • Trans-Sacred Deer (g/p_cloud)

神鹿が雲に乗って春日の地に飛来する形は奈良の美術史のなかでも象徴的であるが、これは春日大社本殿第一殿の祭神である武甕槌命 (たけみかづちのみこと) が鹿に乗って鹿島から春日に影向したさまを表現している。「Trans-Sacred Deer (g/p_cloud)」は、鎌倉 - 南北朝時代に製作されたとされる“春日神鹿舎利厨子”の神鹿をモチーフに、3Dシステム上でデータを製作し、木彫、漆塗り、箔押しなどの伝統的な技法によって作られた。神鹿自身も雲のような形状となり、背の鞍の上には蓮華座に乗る火焔宝珠を奉安している。まるで神使が呼び寄せられたかのように、永い時を超えて現世に姿を現す。

Year
2020
Size
W1350 × D435 × H1320
Material
赤松・ガラス・ガラスビーズ・金箔・プラチナ箔・漆
Technique
# 仏師# 塗師# 箔押師
Location
奈良 蔦屋書店
Photo
Nobutada OMOTE | Sandwich

Ho / Oh (鳳 / 凰)

  • Ho / Oh (鳳 / 凰)
  • Ho / Oh (鳳 / 凰)
  • Ho / Oh (鳳 / 凰)

古来から東洋の伝説にみられる鳳凰をモチーフにした彫刻作品。3Dモデリング技術によって造形したイメージを京都の仏師が木彫として彫り上げ、漆を塗り、金箔とプラチナゴールド箔で仕上げた。全身は炎に包まれ、阿吽像のように一方は口を開き、一方は口を閉じている。首輪に付けられた宝珠は鳳凰が好むとされる竹の実の形をしており、明治神宮境内の楠が使われている。

Year
2019
Size
W1320 × D435 × H1350
Material
赤松・楠・金箔・プラチナ箔・漆
Technique
# 仏師# 塗師# 箔押師
Location
大丸大阪心斎橋店
Photo
Nobutada OMOTE | Sandwich
秋山かおり|Kaori Akiyama

秋山かおり

Kaori Akiyama

業種
プロダクトデザイナー
プロフィール
色や素材の持つ力を効果的に活用するクリエイションを生み出すデザイン事務所STUDIO BYCOLORを主宰。2002年千葉大学工学部デザイン工学科を卒業後、株式会社イトーキでの経験を通しStudioSamiraBoon(オランダ)を経て現在に至る。German Design Award(ドイツ)、DESIGN PLUS(ドイツ)、DFAアジアデザイン賞(香港)、DIA Top100(中国 杭州)、グッドデザイン賞(日本)受賞、LEXUS NEW TAKUMI PJ2016選定他、ミラノサローネ(イタリア)やアンビエンテ(ドイツ)など国内外の展示会に出展。2018年から香港PMQにて、素材を切り口に日本のクリエイティビティを発信するデザイン展「MATERIAL IN TIME」の企画・ディレクションを務める。千葉大学工学部デザイン工学科、法政大学デザイン工学部システムデザイン学科にて非常勤講師。
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STUDIO BYCOLOR

inherent-pattern DD:WW

  • inherent-pattern DD:WW
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  • inherent-pattern DD:WW
  • inherent-pattern DD:WW
  • inherent-pattern DD:WW
  • inherent-pattern DD:WW

INHERENT:PATTERNは素材実験を通して2014年から始めたSTUDIO BYCOLORによるプロダクトブランド。独自加工により広葉樹の道管を露わとし、木々の生きてきた証を強く真摯に表現する。京都の漆工房を訪ねた際に伺った「漆は年数を重ねるごとに硬化し続ける」という言葉。今までの概念を覆す漆の素材自体が持つ魅力と、 そして 漆と木の どちらも[生きている素材]であることに共通点を感じたことからブランドの新たな一歩が始まった。仄かな光をも反射する漆黒の黒漆、漆の樹液色を感じる白漆、そして粉状の漆によって光を吸収する乾漆、これら3種の漆が固有の木々を包み込み新たな形となって時を重ねていく。INHERENT:PATTERNに加わったURUSHIコレクションを通して、伝統工芸の漆が持つまだ誰も知ることのない新たな魅力を引き出していきたい。

Year
2020
Size
φ35
Material
広葉樹・漆
Technique
# 塗師
Photo
Shima Koyama
内田喜基|Yoshiki Uchida

内田喜基

Yoshiki Uchida

業種
グラフィックデザイナー・アーティスト
プロフィール
ライフアートワークとして「Kanamono Art」を活動中。ART BOOK 4冊の出版やインスタレーション・個展 (表参道2013年、モナコ2014年、東急百貨店吉祥寺店2015年、佐賀県アートイベント2017年、 ニューヨーク Agora美術館 出展 / 竹尾青山見本帖2019年、PUBLICIS WALL GALLERY / 代官山蔦谷書店POPUP 2020年)など開催。 2018年から現在New YorkのAgoraGalleryとアーティスト契約を結ぶ。
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Kanamono Art

Unstable

  • inherent-pattern DD:WW

アンバランスな構成で精神的な緊張感を描いた作品。京都を代表する西陣織の帯などに使われる引箔の技術を用い、カナモノのパーツをダイナミックに表現。銀が硫化して変色する性質を利用した「焼箔」や、和紙を手で揉み、できたシワを利用した「もみ箔」など、複数の手法を組み合わせて独特な世界観を生み出している。

Year
2023
Size
H900 × W600
Material
和紙 + 箔
Technique
# 引箔
Location
Agora Gallery
Photo
Nakajima Mitsuyuki

Territory

  • inherent-pattern DD:WW

自分の居場所を大事にする様を象徴した作品。銅板で立体的に制作したシンボリックな歯車の中に、彫金の技巧でロブスターの図案を精密に表現。「 鏨(たがね)という独特の道具を用いて1点1点正確に打刻して作り上げられており、仕上げは燻(いぶし)の技法を用いて銅板の表面を荒らすことで立体的な存在感を際立たせている。

Year
2023
Size
H600 × W600 × D50
Material
銅板
Technique
# 彫金、# 金属着色
Location
Agora Gallery
Photo
Nakajima Mitsuyuki

Kanamono Art [Fake]

  • Kanamono Art [Fake]
  • Kanamono Art [Fake]
  • Kanamono Art [Fake]

蝋型鋳造の職人さんとのコラボレーション作品。日本古来の鋳造法である蝋型鋳造の特性を生かし、複雑な形状を一体で仕上げている。金属の持つ重厚感がダイレクトに伝わる一作。蝋型鋳造師山崎さんとは最後のアウトプットがどんな作品になるのか見えないながらのセッションになった。その場の判断に伴う緊張感がとても刺激的で、指示を考慮しつつ更に良い方向へ導いてくれる職人と瞬間に生まれるコミュニケーションが化石のような生きている気配を感じさせる作品を生み出した。

Year
2019
Size
W300 × H300 × D100
Material
ブロンズ
Technique
# 蝋型鋳造師
Location
Agora Gallery (NY)

Kanamono Art [Meditation]

  • Kanamono Art [Meditation]
  • Kanamono Art [Meditation]

彫金師と金属着色師とのコラボレーションによって生まれた作品。銅板に彫金の技巧で精密にカナモノアートの蜘蛛の図案を表現。鏨(たがね)を用いて1点1点正確に打刻して作り上げられている。仕上げは燻(いぶし)の技法を用いて銅板の表面を荒らし立体的な存在感を際立たせている。彫金師島田さんの職人としてのクリエティブ熱量には畑が違えど素晴らしくとても刺激になり、金属着師長谷川さんとのセッションは感覚的なコミュニケーションにも関わらず、予想を超えての表現にとてもテンションの上がる創作活動になった。

Year
2019
Size
1320 × 800
Material
銅板
Technique
# 彫金師、# 金属着色師
Location
Agora Gallery (NY)
鈴木清巳|Kiyomi Suzuki

鈴木清巳

Kiyomi Suzuki

業種
建築家・デザイナー
プロフィール
1981年生まれ。2005年に渡仏。パリのアトリエ・ジャン・ヌーヴェルでの4年間の建築設計の仕事を経て、株式会社イシマルでは炭素繊維を8年間追求し、960gの椅子”CHERCHE MIDI”や受付カウンターやベンチ”Vénus“(資生堂銀座本社ビル)などを制作。2017年京都に移り、様々な素材の可能性と魅力を引き出すデザインを追求し続けている。
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ネ菴

Métamorphose

  • Métamorphose
  • Métamorphose
  • Métamorphose

この椅子は、自然と人工の樹脂の出逢いで生まれた、闇から生まれた光の蝶のようだ。漆という自然の中の樹脂を出逢いの接着剤として、0.1ミクロンという極薄の金箔が人工樹脂と複合された炭素繊維製のこの椅子に押され、生まれた。炭素繊維製品は人間の手で触れても凹凸は感じられないほど繊維は細いが、日本の金箔はそれ以上に薄いため、炭素繊維の編み目の微細な凹凸を拾い、鱗のように浮かび上がらせたのだ。仏壇の製作工程を拝見できたからこそ知ることのできた素晴らしい職人の仕事の結晶で、製作途中や仕上がりの美しさにうっとりしたのが、漆黒色の椅子が柔らかく金色に光を放つ鱗を纏う蝶に羽化したように見えたことだった。それはカーボンファイバーの肌のようにも見えるほど、しなやかに溶け込み表裏で一つになっていることを感じる闇と光が一重になった瞬間、その1kgの椅子は闇から光を放つ蝶に羽化し羽ばたいていった。

Year
2019
Size
W390 x D490 x H774
Weight
1kg
Material
カーボンファイバー・金箔・漆
Technique
# 箔押師
Photo
T.MINAMOTO
牧野仁志|Hitoshi Makino

牧野仁志

Hitoshi Makino

業種
インテリアデザイナー・プロダクトデザイナー
プロフィール
1970年東京都生まれ。2005年に渡伊。ミラノの建築デザイン事務所“LISSONI ASSOCIATI”に入所しピエロ・リッソーニ氏に7年間従事する。イタリア著名ブランドのための家具プロダクトデザインのほか、ホテルや飲食店、アパレル店舗及び個人住宅等、多様な物件のインテリアデザインを手がける。2016年東京で個人事務所を設立。国内や欧州ブランドのインテリア、家具、照明、その他のデザインプロジェクトが進行中。IF Design Award(ドイツ)受賞、グッドデザイン賞(日本)受賞、Premio Vico Magistretti(イタリア)入選、IFDA国際家具コンペティション入選他。ミラノサローネ(イタリア)、パリデザインウィーク(フランス)、Designart Tokyo(日本)、ADW旭川デザインウェーク(日本)など国内外の展示会に出展。
リンク
HITOSHI MAKINO Design Co.,Ltd.

chanderier "WA"

  • chanderier "WA"
  • chanderier "WA"
  • chanderier "WA"
  • chanderier "WA"

照明器具「WA Chandelier」は2018年のDESIGNARTにおいて発表され、翌年2019年から株式会社SANZより販売を開始いたしました。全てのパーツが輪や円で構成され「調和」をテーマにしたWA Chandelierは、シンプルさと豪華さを兼ね備えており、その象徴となる内側のオブジェは、古来より非常に高い品質を求められ、歴史的な寺院の文化財や佛具の製作・修復の技術を持つ京都の若林佛具製作所の職人によって一点一点手づくりで製作されています。WA Chandelierが見せるエレガントで美しい調和と空気感を、ぜひ一度ご体感ください。

Year
2018
Size
φ1500・φ1000・φ500
Material
銅板・金箔・漆
Technique
# 錺金具師# 箔押師# 塗師
Location
DESIGNART TOKYO 2018
Distributor
SANZ corporation
Photo
YUSUKE KAWAGOE